ホラー漫画家の大御所、楳図かずお先生原作漫画の「猫目小僧」コミックver.のトコトコ人形です。こちらは通常のカラーバージョンですが、他にもモノクロバージョンや蓄光バージョンがあるようです。コミックvre.となっており、デフォルメされた何とも不気味・可愛いと言うか、ちょっとホラーな雰囲気を持つフィギュアになっています。思わず開封して歩かせたい衝動にかられますが、これは未開封状態で保管します。
猫目小僧とは
妖怪一族の世界で300年に1度しか生まれない猫又の子供という設定です。猫又というのは日本の民間伝承や古典の怪談、随筆にでてくる猫の妖怪を言います。猫目小僧は、生まれた時に人間に近い容姿だった為に、父親は妖怪たちの怒りを買って殺されてしまうという悲惨な生い立ちとなります。妖怪一族の世界からも見捨てられ、一本の棒切れと小さな風呂敷包みを背負って、まだ見ぬ母親を探して妖怪退治をしながらさすらいの旅に出る事になるのでありました…。という物語でした。猫の妖怪というダークヒーローを漫画では見事に描写されています。
テレビアニメとしての放送は、1976年4月1日から同年9月30日まで東京12チャンネルで放送されました。昭和51年というと当時15歳でしたから自分は中学3年生でした。たぶん放映されていてもあまり興味がなかったのかもしれませんね。
実は漫画自体も記憶に残るほど読んだ事はなかったので、当時のコミックを再入手できる機会があれば読んでみたいと思っています。
猫目小僧つながりでBE@RBRICK シリーズ37 ARTIST 1／48 猫目小僧がこちらです。 楳図かずお原作の漫画「猫目小僧」がBE@RBRICKに！ 全高 約7.1cm
やはり黄色い目に赤い瞳そして全体のシャドウが印象的でインパクトがあります。