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ブラインドボックスに熱中するPOPMARTフリーク

中国のトレンド玩具業界のリーディングカンパニー「POPMART」とは

独特な世界観を小さなフィギュアで演出するポップマートは2010年に創業された中国の玩具メーカーです。北京を拠点とするこの会社は、世界で活躍するアーティストによって誕生したデザイナーズトイを世界規模で展開し、大人も楽しめるクオリティの高いコレクションフィギュアを数多く販売しています。

創業者のワン氏は、日本を訪れた際にガチャガチャと呼ばれるカプセル入り玩具からインスピレーションを得て、現在のプロダクトのベースとなるコンセプトを生み出したとの事。自社のオリジナルのフィギュアを販売しようと思い立った彼は、香港を拠点に活躍するクリエーターのケニー・ウォン氏にコンタクトをとり、自社製品を開発しました。

基本的にブラインドボックスにて販売している為、混入率の極端に低いシークレットアイテムを入手したいコレクター達は、まさに湯水のようにフィギュアに投資します。絶版となったフィギュアの中には、年々その価値が高騰して高額で取引されるものもあり、一部では投機目的による買い占めなども問題となっています。

コレクター心理を突いた販売戦略は、日本でも有名なキャラクターとのコラボや多くの限定品を販売します。そして中でも人気の高いモリ―に至っては、高価な大型フィギュアであるボールジョイント・アクションフィギュアやビックフィギュアを次々とリリースしています。専用のオンラインサイトでは、常に新製品が出るとすぐに完売するという人気ぶりです。

過熱するコレクター達は、新シリーズ発売と同時にボックス単位 (1ボックス:9個 ~ 12個入り)で購入して、お目当てである希少価値の高いアイテムの出現に期待します。

日本でも買えるようになったPOPMARTのフィギュア

国内では、2019年9月に東急ハンズ池袋店にて期間限定で販売されました。2020年8月には日本法人が設立され、渋谷ロフトにて日本限定商品 (LABUBU招き猫)が発売さりました。現在でも不定期になりますが、パルコ等で店舗販売もしているようです。

確実に購入したい場合は、オンラインストアをチェックしましょう。

image source:  POPMART Japan 公式WEBサイト

衝動買いに拍車をかける自動販売機『ロボショップ』

image source: ロボショップ

中国全土で1,000台以上展開しているROBO SHOP(ロボショップ)が『POP MART@渋谷ロフト』に登場!モニター画面で商品を選び、スムーズに購入できる大型ベンダーマシン。大型ゆえに豊富な商品ディスプレイを実現します。ワクワクしながら商品を選んで、悩んで、購入。それがROBO SHOPです。

MOLLY(モリー)

MOLLYは、香港のアーティストである KENNY WONG(ケニー・ウォン)氏によって生み出されたキャラクター。名実共にポップマート一番の稼ぎ頭です。
写真はポップマート10周年記念の限定『POPMART 10th ANNIVERSARY「MOLLY」』

PUCKY(プッキー)

デザイナーはPUCKY(プッキー)氏
Facebook: https://www.facebook.com/puckyart

写真は『PUCKY MONSTER BABIES シリーズ「Wolfman Poko」』

LABUBU(ラブブ)

デザイナーはKASING LUNG(カシン・ロン)氏
Facebook: https://www.facebook.com/kasinglung

写真は『LABUBU ザ・モンスターズアートシリーズ「 FEMME AU CHAPEAU BUSTE」』

サンリオとのコラボにより誕生したハローキティ

写真は『ハロー・キティ 45th ANNIVERSARY 2011年発売』

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