SFムービー・セレクション『キャプテンスカーレット』
発売元:コナミ
発売日:2003年
『サンダーバード』よりも圧倒的にリアルになった登場人物とシャープなメカが、放映当時(1968年)絶大なる人気を博した『キャプテンスカーレット』をフィギュア化!
レアアイテムは、コンチェルト・エンゼル。
キャプテン・スカーレット
「キャプテン・スカーレット」は、あの「サンダーバード」のジェリー・アンダーソンが手がけた大人気テレビシリーズ。ディテールアップされたメカニック、臨場感溢れる演出の特撮技術とレベルの高いシナリオでマニアにも高評価を受けるスーパーマリオネーション(超人形劇)の最高峰。
しかし、日本ではサンダーバードほどのヒット作にはならず、一般の知名度としてはサンダーバードと比較すると格段に低いという残念な番組でした。
その原因は暗いストーリー性にあるとされていますが、放映された68年当時は、まだ日本ではカラーTVの普及率が低く、この番組で設定されている色の名前で呼ばれ同色のユニフォームを着用していたスペクトラムの主要メンバーについては、カラーTVで見ないと誰だか区別がつかなかったという事も要因だったのではと言われています。
あらすじ
西暦2067年、地球は世界統一政府の元に平和な時代を過ごすが、火星探検において調査隊は誤って異星人「ミステロン」に攻撃をしかけてしまったために地球は報復される事となる。
見えない異星人「ミステロン」と地球防衛組織「スペクトラム」の戦いの中で、「ミステロン」による再生能力を得て不死身となったスカーレット大尉が大活躍するという未来物語。
コンチェルト・エンゼル
本名ジュリエット・ポノア。スペクトラムに所属する5人の女性精鋭パイロット部隊「エンゼル・チーム」のリーダー。原語での名前はデスティニーであり、“コンチェルト”とは日本独自で付けられた音楽に由来した名前でした。
追跡戦闘車
スペクトラムの登場メカの中でもっとも人気が高かったのがこの追跡用高速装甲戦闘車。窓はなく、ドライバーは衝突時のショックを和らげるため後ろ向きに座り、TVモニターを見て運転するという未来的な戦闘車。
世界各地の秘密倉庫にカモフラージュされ隠されているという設定で、大小10輪のタイヤと後部の補助キャタピラで、どんな地形も踏破する高性能車両。緊急時には戦闘機のようにシートごと射出され脱出できる。
エンゼル機
エンゼル・チームが乗り込み、空からの脅威に対抗するスペクトラムの1人乗り迎撃戦闘機、非常に美しいバブルキャノピーを持つ。正式名称はスペクトラムA737 エンジェル・インターセプター・エアクラフト。主翼下面のAの文字はエンジェルの頭文字を示しています。
スペクトラム・パトロール車
スペクトラムで一般的に用いられる汎用車両で、キャプテンがパトロールや移動等に使用。5人乗りで完全防弾化、燃料に高性能圧縮LPガスを使用するガスタービン車になっています。また、搭乗者と同色のカラーリングがされていました。
スペクトラム・ヘリコプター
設定全長は13.7m。シャープなイメージのシルエット。ボディ中央には上昇用のブースターを装備。機体番号はA-42とありますが劇中にはC-20も登場します。
超音連絡機
20人乗りの高速輸送機で、空中に浮かぶ本部のクラウドベースと地上の連絡用シャトルとして活躍しました。
強力装甲車
丸味をおびた外殻は強靭な装甲が施され、防弾・耐熱・耐震装置を備えた要人護送用の特殊車両。TVで外部をモニターしながら走行する。